学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
オレンジリボン運動推進隊の啓発活動
皆さん、「オレンジリボン運動」を知っていますか?「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークのオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。オレンジの色は「子どもたちの明るい未来を示す色」として選んだといわれています。「子どもの虐待の現状を広く知らせ、子どもの虐待を防止し、虐待を受けた子どもが幸福になれるように」という願いが込められています。2005年から実施していますが、まだ認知度が低い状況にあります。
本学科は2013年度からオレンジリボン運動を継続的に実施しています。今年度はオレンジリボン運動の認知度を上げるために、「オレンジリボン運動推進隊」として、週一回の社会福祉学科公式X(旧Twitter アカウント@Orange_Taisho)とInstagram(アカウント@orange_taisho)を通して啓発活動を行っています。皆さん、フォローのほうをよろしくお願いします。
SNSでの情報発信以外に、都立高校での出張講義やアンケート調査、都内小学校の学童クラブでのオレンジリボン運動講座、区民ひろばでの多言語オリジナルポスターの掲示、オープンキャンパスでのミニ講座の開講・お守りの配布、附属図書館が主催する「学びのコミュニティ講座」での活動報告、キャンパス内でのオリジナルポスターの掲示など、学生たちの強みを生かした活動を実施して来ました。今回は、啓発活動の一部を紹介します。
都立高校での出張講義
区民ひろばでの多言語オリジナルポスターの掲示
学びのコミュニティ講座での活動報告①:ポスター発表
学びのコミュニティ講座での活動報告②:人形劇の実演
学びのコミュニティ講座での活動報告③:オレンジリボン作成方法の説明
オリジナルポスターの作成
図書館での児童虐待防止啓発ブースの設置
図書館内に設置しているしおり、ブックカバーも大変人気で、本を借りた後にその場でブックカバーを作っている学生もいました。ここでは、オレンジリボン運動の啓発物として、しおり、ブックカバー、お守りを考案し仲間たちと一緒に制作した阪井新奈さんの想いを紹介します。
「しおりとブックカバーは、シンプルなデザインにすることで、オレンジリボン運動を知らない人でも使いやすいようにしました。また、お守り型のしおりは、魔除けや子どもの健やかな成長の願いが込められている麻の葉文様を使用することで、『子どもたちの笑顔ある未来を守る』という意味を込めました。ぜひ、お手に取ってほしいと思います。」
オリジナルしおり
オリジナルブックカバー
オリジナルお守り
オレンジリボン運動推進隊は世界中の子どもの幸せを願っており、子どもたちの笑顔を守るために、これからも啓発活動をし続けていきます。
(文責 金 潔)