学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
「たゆえども沈まず」
日本時間7月27日午前2時半に、パリオリンピックが開催されました。その5時間前に、神山ゼミの卒業生と在学生25人は、久しぶりに集まって交流を深めていました。
2017年度卒業生から学部3年生まで、学年を超えて集まる「たて飲み」は、互いに交流を深める貴重な機会です。在学生は、初対面の卒業生に緊張しつつ卒後の仕事を教わり、卒業生は互いの活躍を分かち合い、話し合い、聴き合った3時間でした。
パリオリンピックの開会式で紹介された、パリ市の紋章に刻まれる「たゆえども沈まず」の言葉は、久しぶりに会った卒業生たちの逞しさとも重なりました。社会の荒波の中で、「どんなに強い風が吹いても、揺れるだけで沈みはしない」。そのしなやかさと逞しさは、社会福祉学科の中で、在学生にも受け継がれていくことと思います。
以下は学生の感想です。
「たて飲み会に参加することで、普段関わる機会が少ない卒業生の方と交流することができてよかったです。特に、福祉の現場で働いている卒業生の方々から、現場でしか知ることができない福祉の現状について教えていただき、これから福祉の現場に入る4年生にとっては、とても貴重なお話を聞くことができました。また、神山ゼミ3年生と個人的にあまり交流がなかったのですが、たて飲み会で交流を深めることができたと思います。」(4年赤穂匠)
「成人式以来、私にとって初めて大人数で且つ先輩ではありますが、見ず知らずの大人と飲む経験は緊張も伴いましたが、率直に楽しかったです。というのも、自分の進路先を研究する意味で社会福祉協議会についてお話をいただく機会や実習のこと、同じ社会福祉学科という事もあり、共通項から話題が盛り上がり最終的には程よい緊張感と楽しさがありました。皆も同様の気持ちだったようです。」
(3年菊池杏奈)
(文責:神山裕美)