学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
公務員福祉職講座の開講
社会福祉学科は、社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験受験資格が得られるとともに、3年生秋より4年生春まで、公務員福祉職講座を開講しています。これは資格課程に追加して、受講希望者が受講する講座で、3年春までの学修や単位取得状況に基づき面接選考の上、開講しています。
現在の4年生は9名がこの講座を受講し、特別区人事委員会採用試験に全員合格したほか、東京都1類、政令市など多数合格し、各々の選択により今後の活躍が期待されます。
今年の3年生も7名の受講者が決まり、2024年度4クオーターから公務員福祉職講座を開講する予定です。
講師は、地方自治体公務員管理職経験のある方で、教養・専門試験例題解説から、小論文の書き方、面接試験対策まで、熱意をもってきめ細かく指導してくださいます。例えば、面接対策としての3分間スピーチ練習や、想定課題による論理的な小論文作成練習など、採用試験ですぐに役立つ内容です。
学生は、1年生から積み上げた学修成果を、公務員福祉職講座でさらにブラッシュアップして、各自が望む進路を得ることができました。
以下は、受講した学生の感想です。
私が指導していただいて印象に残っているのは、面接試験対策です。実習やボランティア活動などの、これまでの大学生活の中で得た学びを、言語化し、試験官に伝える様々な方法を教えていただきました。また、試験当日には激励のメールを送ってくださるなど、多くの場面で支えていただきました。本当にありがとうございました。
4年 鈴木龍太郎
公務員福祉職講座を受けたことで、各試験対策をしっかりと学ぶことができたため、自信を持って試験に臨むことができました。特に、実践的な演習や添削を通じて自分の弱点を克服し、各種試験に必要なスキルを磨くことができました。その結果、公務員試験に合格することができたので、受講して本当に良かったと感じています。
4年 遊佐菜月
面接に対して苦手意識がありましたが、講座の面接対策のおかげで、自分の話し方の特徴や他の受講生のスピーチの内容等を知ることができたので、話し方やスピーチの内容を改善して、本番の面接に挑むことができました。また、小論文の添削では、課題だけでなく、良い点も教えてくださったので、前向きに取り組むことができました。
4年 半澤華那
(文責:神山裕美)