学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
新4年生、「国試基礎マスター講座」で学修。
社会福祉学科では、3月10日から14日まで新4年生を対象に「国試基礎マスター講座」を実施しました。次回の国家試験での合格を目指して、2月に実施された37回社会福祉士試験問題を使って、基本的な学修を始めました。
初日の1限には国家試験ガイダンスを実施しました。今回の国試で合格した卒業生の古井さん(4月から横浜市に福祉職で勤務予定)が合格体験談を伝えてくれ、合格祈念のだるまに祈願成就の目を入れてくれました。

合格祈念だるまに両目が入りました!
さあ、いよいよ、次の国試に向けた学修の始まりです。
5日間全12コマ、実によく学習しました!
5日間とも1限からの学修でした。
この講座は、自分たちで調べて、問題を解いて、検討するグループ学修中心の方法で運営しました。学生たちは、毎日のグループ決めも楽しんで、仲間とコミュニケーションを取るのも上手で、授業中、学生同士でどんどん学修していきます。
毎日の振り返りのチャットには、鋭い質問もたくさんありました。
自分で考えていなければ出てこない深い質問に、教員は、嬉しい悲鳴を上げながら、毎日返信を書き、次の日に授業で他の学生と質問内容を共有しました。
5日間の講座の前後には知識レベルを測るテストを実施しました。結果、得点は20%を超える上昇!学修の成果が現れました。
最終日の振り返りにはこんな記述がありました。
「最後のテストをうけて、初日に行った確認のテストのときの違い、勘ではなく少しでも理由をもって答えられたり、なぜこういえるのかということを理解できた問題が増えたように感じる。この授業では単なる学修内容だけでなく、学修する際の勉強方法や自分の得意不得意も理解することができ、受けてよかったなと感じた。」
ああ。嬉しい!講座をちゃんと活かして、学修を進めてきた成果です。
これから始まる国試に向けた学修。卒業研究や就活とのバランスを取りながら学修を進めます。きっと、辛いこともあるでしょう。でも、国家資格を取りたい、という初心を大事に学修していきましょう!
(文責:田幡恵子)