学部・大学院FACULTY TAISHO
哲学・宗教文化コース
西洋哲学研究室夏合宿
9月になりました。
世間では夏休みももう……という時期ですが、大学はもう少し、お休みが続きますね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
西洋哲学研究室では去る8月26日から3泊4日で、毎年恒例の夏合宿が行われました。
今年は伊豆長岡です!
【26日】
現地集合です。
初日は自己紹介を兼ねたオリエンテーションがあり、食事のあとは先生主催でディベートが行われました。
【27日・28日】
朝食後、9時から発表です。
2日間で先生5人・学部生5人を含む12名の発表がありました。
2日とも昼食をはさんでみっちり18時半まで熱い議論が交わされました。
今年の発表は次のような題目です。
・明治期の日本思想の近代化について
・宗教教育の可能性――デューイの宗教論を導きとして――
・詩の言説――G.バタイユにおける詩の特異性について――
・フーコーのパノプティコンシステムと規律権力
・『星の王子さま』と『知覚の現象学』について
・地域活性化の実践と理論について
・教育現場において死をいかに扱うかという問題
・責任から考える自由と平等
・信念についての知識――外在主義の観点から
・志向スタンスの限界と可能性――心の傷をおった子供の場合――
・功利主義とは
・嘘も方便――仏の寿命――
(発表順)
ちなみに学部生も1年生から3年生まですべての参加者が発表しました。
【29日】
最終日は観光です。
修善寺と浄蓮の滝をまわりました 。
参加者のみなさま、長丁場、お疲れさまでした!
例年のことながら、今年も非常に濃い合宿となりました。
特に今年は学部生の参加者も多く、活気ある発表に議論も盛り上がりました。
先生方の発表を聞く機会もなかなかないと思うので、学部生にとっても貴重な機会となったのではないでしょうか。
発表の席ではなかなか発言できなかった学部生も、夕食後は深夜におよぶ議論に熱中していました。
先生、現役の学部生、院生と研究生、そして卒業生とで行われた4日間のゼミ合宿、非常に有意義な時間となりました。
以下は合宿の様子です。
1年生の発表です。
真剣な表情の2年生と3年生。
最終日の観光。
みなさん、おつかれさまでした!