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哲学・宗教文化コース

【哲・宗】2018年度「宗教文化研究B」台湾調査旅行(4)

数回に渡りお伝えしてきた「宗教文化研究B」台湾調査旅行のレポートですが、今回が最後となります。
前回の記事はこちら

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歴史・仏教・道教班 2日目

歴史・仏教・道教班の活動について書いていきます。
1日目については、他の班の記事を参照ください。
2日目は半日の自由行動で、それぞれの班に分かれて行動しました。
我々歴史・仏教・道教班は、揚げパンと豆乳、小籠包を食べてから二二八国家記念館に行きました。


       


入場料は無料で、日本語で書かれたパンフレットも置いてありました。
入口付近のカウンターでパスポートを提示すると、無料で日本語音声ガイドを借りることができます。展示物に音声ガイドの機械をかざすと、そこのエリアの解説が始まります。

メインの展示室は2階にあり、二二八事件に関する貴重な資料や写真が数多く展示されていました。
大変痛ましい事件ではありますが、昔と今の台湾を深く知るためにも、貴重な学びが得られる場所だと思います。

2日目の班ごとの活動後、全員で集合し、バスで九份に行きました。九份は映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなったとされる町で、不思議な雰囲気に包まれていました。
たくさんの提灯が並んでいる通りを進んだ先にあるお茶屋さんに入りました。お茶屋さんでは台湾茶を楽しみながらみんなと親交を深めました。


                   


3日目は指南宮に行きました。
指南宮は道教の総本山です。
その日はあいにくの雨でしたが、山の上に立っている指南宮からはとても綺麗な景色が見れました。
そして、朝早く行ったおかげで、運良く朝のお勤めを見学することができました。日本のそれよりもテンポが速い読経は、音楽のようで聞いていて心地良いものでした。
日本語が少しできる職員の方に中を案内していただけて、とても良い経験になりました。


                 


その後、台北101に向かいお土産を買いました。やはり、台湾のお土産といえばパイナップルケーキでしょうか。試食・試飲までさせていただき、班のメンバーそれぞれ目当ての商品を買い、台北101を後にしました。
夜は他の班のメンバーと淡水で合流し、みんなで食事をとりました。


                 


我々の班は、今回のフィールドワークで台北市内をとても効率よく回ることが出来ました。班員3人のうち2人が初めての海外ということもあり、行く前は不安に駆られ、なかなか積極的になれませんでした。しかし、台北市内ではそれぞれ行きたい場所や食べたいものを話し合い、楽しく活動することができました。

引率してくださった寺田先生、台湾のいろんなことを教えてくださった許さん、ありがとうございました。


                                                 文責 宮嵜海地

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哲学・宗教文化コースでは、「宗教文化研究B」のようにフィールドワークを行う授業や、質問紙調査の方法を学ぶ授業、ディスカッションをすることで自分の考えを深めていく授業など、様々な授業が開講されています。
ブログを読んで興味を持った高校生のみなさん、ぜひ哲学・宗教文化コースで学んでみませんか。
教職員一同、お待ちしております。


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