学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

哲学・宗教文化コース

宗教文化研究B 台湾調査⑤

 前回に引き続き、宗教文化研究Bの受講生が行った台湾調査の一部を紹介していきます。

 11月2日には、参加者全員で九份に行ってきました。


九份

 九份は、台北からバスで1時間少々のところにあります。山道をバスで揺られながら、無事到着しました。ただ残念なことに、この日は雨に降られていたので、傘をさしている人が多く、景色などをゆっくり見ることができなかったです…。
 ところ狭しと土産物屋がひしめき合い、店員さんの掛け声が観光客の気を引きます。ここ九份は、かの有名なジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルとなったことで有名ですが、道中の土産物屋にも、カオナシなどのキャラクターグッズがたくさん売られていました。買いませんでしたが、可愛かったです。


 九份に美味しいお茶屋さんがあるということで、飲みに行ってきました! ここでは店員さんが先に美味しいお茶の淹れ方を目の前で実演してくださいました。



 お店の雰囲気もとてもよく、ドライマンゴーやパイナップルケーキなども、本当に美味しかったです。お茶は、三種類飲んだのですが、どれも独特の香りがありました。日本の緑茶と違い、ものすごく香りが鼻に抜け、とても美味しかったです。中でも私が気に入ったのは、東方美人というとても古い歴史を持つお茶です。「東方美人」という名前は、昔のイギリス女王が命名したとされています。美味しいので、皆さんも台湾に訪れる機会があればぜひ九份茶房に行って、本格的なお茶を愉しんでみるのもいいのではないでしょうか。

 今回の台湾研修を通して、台湾ならではの文化や宗教に直に触れ、見聞を広めることができました。また、少しではありましたが地元の方々との交流もでき、ローカルなお話も聞けて実りある旅になりました。
 親切に声をかけてくださった現地の方や、このような機会を設けてくださった寺田先生に御礼申し上げます。

<文責:白井>

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