学部・大学院FACULTY TAISHO
哲学・宗教文化コース
村上ゼミにてゼミ合宿を行いました!
9月21日から22日にかけて村上ゼミにてゼミ合宿を行いました!1日目は鬼怒川温泉に泊まり勉強会をしました。希望者は朝7時45分に北千住駅に集合して日光東照宮を見学していました。2日目は、佐野厄除け太師と足利織姫神社を見学しました。
【1日目】
日光東照宮は徳川初代将軍徳川家康御祭神におまつりした神社です。家康公は75歳の生涯を終え、直ちに静岡県久能山に神葬されました。そしてご遺言により、1年後、静岡県久能山より現在の地(日光市)に移りました。⚠︎1正遷宮は、同年に2代将軍忠公をはじめ公式参列のもと厳粛に行われ、ここに東照社として鎮座しました。その後、⚠︎2宮号を賜り、東照宮と呼ばれるようになりました。わたしは行かなかったので代わりに3年生で唯一行ったSくんに感想を聞いてみました。
「早起きして参拝お疲れ様です。」
Sくん「3年生ひとりぼっちだった僕は、村上先生について行きました。村上先生ツアーのような感じで、博学な人に色々と説明してもらいながらまわる機会は滅多にないので、とても貴重な体験だったなと思います。」
⚠︎1正遷宮:神社の改築・修繕が完了して、神体を仮殿から神殿に遷座すること。(Weblio辞書より引用)
⚠︎2宮号:宮の称号。一家を立てた親王が天皇から賜る称号(Weblio辞書より引用)
勉強会は鬼怒川温泉の「ホテルニューおおるり」の宴会場で行いました。15時から開始予定でしたが、Iくんが遅刻したため1時間繰り下がり16時からになりました。途中夕飯を食べ、勉強会が終わる頃には22時になっていました。3年生4年生合同で勉強会を行い、先輩や仲間の卒論の進展状況を聞いたり先生からフィードバックをもらったりすることで卒論へのモチベーションに繋げました。3年生の研究のテーマは『北欧神話』『プロパガンダ』『国家神道』『シャーマン』『善について』『隠れキリシタン』です!勉強会で行った反省を活かし、来年に向けて納得のいく卒論執筆に向けての構想が各々浮かんだことと思います。
「鬼怒川温泉どうでした?」
SZくん「景色よかったです。温泉4回入りました。
勉強会に関してはまさかあんなに長時間になるとは思っていませんでした!途中眠すぎて眠かったけど頑張って乗り越えることができました!」
【2日目】
2日目は鬼怒川温泉から佐野まで1時間くらいかけて移動しました。みんな遅くまで起きていたことと思います。爆睡でした。
佐野厄除け大師は厄除けや水子供養できるお寺であります。ご由緒などお伝えしたかったのですが、公式ホームページにのっていなかったので割愛します。ウイキペディアに詳しくのっていたので、信憑性の確証はできませんが興味のある人は見てください!
「佐野厄除け大師はどんなお寺でしたか!」
Sちゃん「大きな社殿が印象的でした。おみくじやお守りの種類が充実していて、どれも購買欲が湧くようなデザインでした。3年生は水子にお供えするために、みんなでお金を出し合って缶のミルクを買い、一言ずつ綴ってからお供えしました。」
お昼ご飯を食べた後は足利織姫神社に行きました。足利織姫神社は平成16年6月、社殿、神楽殿、社務所、手水舎が国の登録有形文化財になりました。足利織姫神社のご由緒は、1200余の機場としての歴史をもつ足利に機織の神社がないことに気づき、宝永2年(1705年)足利藩主であった戸田忠利が造営したことにあります。伊勢神宮の直轄であり天照大神の絹の衣を織っていたという服織機神社(かんはとりはただのじんじゃ)の織師『天御鉾命(あめのみほこのみこと)』と織女である「天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)』のニ柱であります。二柱を現在の足利市通4丁目にある八雲神社に合祀。その後、明治12年(1879年)機神山(はたがみやま)(現在の織姫山)の中腹に織姫神社を遷宮しました。
織物になぞらえ、男女2人の神様を御祭神とする縁結びの神社と言われるようになりました。また、織物を作る織機(しょっき)や機械は、鉄でできているものが多いことから全産業の神様といわれ7つのご縁を結ぶ産業振興と縁結びの神社と言われています。
「足利織姫神社は山にあるんですけど、とにかく階段がすごかった笑縁結び以外にもいろいろな縁を結ぶことができます。」
最後にIくんに村上ゼミの雰囲気をきいて結びとします。
「村上ゼミに対する熱い想いを聞かせてください!」
Iくん「ゼミ内の雰囲気についてですが、非常に和やかです。
合宿当日、遅刻をしてきた人がいましたが、寛容な対応をしてくれました。」
参考資料
・日光東照宮ホームページ「由緒」https://www.toshogu.jp (2023年11月9日閲覧)
・足利織姫神社「御由緒」https://www.orihimejinjya.com (2023年11月9日閲覧)
文責:文学部人文学科哲学・宗教文化コース3年 Pちゃん