学部・大学院FACULTY TAISHO
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史学専攻
窪田新一先生 内モンゴル研究交流
東洋史専攻の窪田新一先生はモンゴル史のご専門です。先生は研究交流の一環として、毎年長期休暇にモンゴルを訪れています。今年は8月27日(火)から31日(土)までの4泊5日で、内モンゴルと北京に行ってきました。その様子を写真とともにお伝えします。
はじめに、内モンゴル自治区のフフホト市に行きました。この研修には歴史学科名誉教授の小此木輝之先生、そして歴史学科OBと大学院生も同行しました。
2日目は草原に赴いて、ゲル(モンゴルの移動式住居)で遊牧民の生活に触れました。
広場には、庚戌の変(嘉靖29年/1550年)で北京を包囲したアルタン=ハーンの像が建てられていました。
4日目は北京へ赴いて、紫禁城と故宮博物院を見学しました。
歴代中国王朝の政治の中心地だった紫禁城、その大きさには圧倒されるばかりでした。また、博物院には、数々の史料や調度品が展示されており、昔日の栄華を感じることが出来ます。
この5日間、史跡を巡り、現地の方々との交流を通して知見を深めました。
モンゴルや中国は、風土・文化をはじめとして、生活の様々な面が日本とは異なっています。それは自然と考え方の違いにもつながっています。そうした人々の内面にも目を向けることは、その国の歴史を理解する上でも重要です。