学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国文学専攻

国文学専攻在学生・修了生インタビュー 6号(後編)

在学生インタビューの後編をお届けします。前編はこちらをご覧ください。


Q.ご自身のご研究の内容や、その内容を選んだきっかけを教えてください。
外来語の変化を追っています。意味変化や語彙そのものの変化などを辞書を使って追って検証しています。もともと流行語や死語に興味があり、それに近しく流入の激しい語が外来語だったのでそこに焦点を当てました。

Q.ご自身の研究に取り組む面白さ、楽しさを教えてください。
単純に知らなかった語を知ることや、語源や変化を追えることはとても面白いです。身の回りにある語も多いので、正しい使い方やなかなか日常的に使わない言い回し、慣用句などが知識としてつくことも役に立ちます。


Q.大学院に入る前と入った後で出来るようになったことや変わったことはありますか?
勉学としてというより生活に関してですが、塾講師や家庭教師などでの「教育」に活かせる知識の幅が増えただけでなく、年上の社会人の方々と話すときのネタや知識が増えているので前よりも会話がスムーズになっていると感じています。

Q.ご自身の経歴や経験をふまえて、大学院で学ぶにあたって難しいことなどはありましたか?
もともといろいろなことに興味があって、学部時代から多くの会社や店、イベントに出入りしていました。その中でスケジュール調整や課題の時間を取ることなどは少し難しかったです。ただ、そういった事情も踏まえて調整してもらえるので、あとは自分のやる気次第でどうにかなっています。

Q.大学院生のうちに取り組んでみたいこと、挑戦してみたいことはありますか?
入学の動機である、しっかりと自分の専門と言えるものを持つこと、研究を完遂することは成し遂げたいです。

Q.大学院で学んだことを活かした、将来への夢や希望する進路を教えてください。
「語」に関わることなので出版系は強く希望しています。また、学部時代に教職免許は取っているのでそういった道に活かすことも視野に入れています。

Q.これから大正大学の国文学専攻に入学を考えている後輩に向けてメッセージがあれば教えてください。
忙しくて目が回るようなこともありますが、学部時代と比べて勉強の内容も生活もかなり充実していると自信を持って言えます。自分のなりたい姿はそれぞれ違うと思いますが、それでも学ぶことが面白いのは共通することだと思うので、ぜひその道に踏み出して見てください。お会いできることを楽しみにしてます。


Aさん、ありがとうございました! 大学院でことばを追究する中で、出版系、教育系でも着実に経験を積んでいる様子を聞くことが出来て、大変頼もしく思いました。これからもがんばってください。

国文学専攻では、今後も在学生・修了生へのインタビューを継続していく予定です。こんな先輩の話が聞きたいといった要望がありましたら、日本文学科事務室までご連絡ください。


大正大学大学院文学研究科国文学専攻
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