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社会福祉学専攻

ソーシャルワーク・スーパービジョンの理論と技法                   ー神山裕美先生の講義を通じてー

6月4日(水)、山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科神山裕美先生をお招きし、「ソーシャルワーク・スーパービジョンの理論と技法」と題した講義をしていただきました。神山先生は区民社協SVRも務めており、これまでのご研究や実践を話してくださいました。

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当日は、大学院生ならびに豊島区民社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーの多数の参加で、教室がいっぱいとなりました。

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前半の講義内容は、①コミュニティソーシャルワーク・スーパービジョンの必要性、②スーパービジョンの定義と機能、③コミュニティソーシャルワークの機能、④コミュニティソーシャルワーカーと組織・地域との関係、⑤コミュニティソーシャルワーク実践のスーパービジョンのポイント、⑥スーパービジョンの進め方、⑦コミュニティソーシャルワーク・スーパービジョンの課題についてでした。

後半は、質疑応答によってコミュニティソーシャルワーカーの地域福祉実践に係る要件に関連した理解を深めていきました。とくに新人コミュニティソーシャルワーカー、キャリアが長いコミュニティソーシャルワーカー、それぞれの立場からの想いや質問、またそれに対する神山先生のコメントを通して、より具体的かつ実践的な議論ができました。

受講された豊島区民社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー川島さんから「大正大学のご厚意で、豊島区民社会福祉協議会から10名のコミュニティソーシャルワーカーが参加させていただきました。神山先生から学んだ地域アセスメントの動向4つを踏まえて、地域の実情等を理解した上で介入していく必要性に改めて気づかされました。スーパービジョン体制が組織的に保障されており、恵まれた環境でコミュニティソーシャルワーク実践者として活動していることに感謝しています」との感想が寄せられました。

 

(文責:金潔)

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