学部・大学院FACULTY TAISHO
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社会福祉学専攻
研究課題発表会 -質的研究のデータとは-
4月29日(水)午後6時半から大学院の研究課題発表会が開催されました。博士前期課程2年の院生が2名、博士後期課程在籍の院生3名が発表をしました。
論文作成に当たり、核となる研究概要(目的、対象、方法)の発表が中心でした(1名は、量的調査の中間報告でした)。それらに対して大学院担当の教員たちから、研究計画の妥当性と論理性、現実性をふまえて様々な指摘があり、それに対して真摯な応答がおこなわれました。
私自身が、今回大学院の発表会は初めての参加だったこともあり、院生時代を思い出してとても懐かしくなりました。と同時に、しみじみと質的研究のデータとはを考えさせられた時間でした。
研究の目的に応じた対象を設定し、どのようにデータをとるかがまずは大事になります。そのデータは可能な限り研究の目的に応じて豊富かつ有用であることが求められます。そのうえでデータを分析する方法も重要となります。このデータの取り方と分析が十分にかみ合うことで、質的研究の成果は格段によくなるとおもいます。
今日の議論は、院生の皆さんにとって研究の大事な部分になる議論だったと思います。今日の発表会の議論をもとに、よりよい研究に昇華することを期待しております。
(文責:新保祐光)