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平成30年 年頭のご挨拶(理事長 岡本宣丈)

平成30年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。

大正大学は、「TSR(Taisho University Social Responsibility=大正大学の社会的責任)」を掲げ、学生・保護者・卒業生はもちろん、地域社会の方々など、多くのステークホルダー(関係者)からの期待や要望に応えることを社会的責任と考え、その実現に向けて努力しております。

ふり返ると昨年は、エンロールメント・マネジメント研究所及び教職支援センターを設置し、TSRマネジメントの「5つの社会的責任」の一つである「優れた教育・研究」がさらに発展し、充実いたしました。

エンロールメント・マネジメント研究所は、教育改革・学生支援のさらなる促進・拡充のために、大学として日本で初めてEM(Enrollment Management)やIR(Institutional Research)に関する研究を行う研究所です。学生の入学前から卒業後までの一貫した情報を収集・分析・提供し、教育・研究・社会貢献及びTSRマネジメント等について企画・立案・支援を行うことで、大学改革に資することを目的としています。この成果については、本学のみならず大学教育全体に貢献できるよう積極的に広く一般に公開していく予定です。

教職支援センターは、本学における教員養成課程の中核として、教職課程履修者の教職指導、具体的には履修支援・教科指導・実習指導を強化し、教員採用達成を目指しています。

激しく移りゆく時代のなかで、TSRを強く意識し、経営者である理事会が「3つの経営基盤」を担保し、教職員が「5つの社会的責任」を果たすことによって、ミッション(使命)を達成するとともに、新たな価値を創造し、精神的・知的な満足を得られる大学へ成長することを目指してまいります。

最後に、本年が皆様にとって良き一年となりますことを心より祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

                                               平成30年元旦
                                     学校法人 大正大学 理事長 岡本宣丈

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