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平成30年 年頭のご挨拶(学長 大塚伸夫)
平成30年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。
学長に就任してからTSR(Taisho University Social Responsibility=大正大学の社会的責任)精神に基づき、大学の内実にあたる教育研究や学生生活を基軸とする大学改革に取り組んでまいりました。
昨年は、まさに10年後の100周年に向けた新たな一歩を踏み出す年となりました。100周年には、巣鴨の地で学生の皆さんがかけがえのない時を過ごせる理想の大学になっていることを目標とし、TSR マネジメントにより3つのポリシーを見直し、学長ガバナンスのもとに立案した重点施策を実行いたしました。
3つのポリシー(卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー[DP])、教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー[CP])、入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー[AP]))の見直しは、本学の建学の精神である「智慧と慈悲の実践」や教育ビジョンである「4つの人となる」を、時代に即した最新の「教育方法」や「教育内容」を勘案した教育課程として編成することを課題に据えて実行しました。見直しの機会を貴重な通過点とし、これからも「学びの質保証」のために、教育課程の改善を精力的に行ってまいります。
重点施策は、TSRマネジメントの5つの社会的責任「優れた教育・研究」「充実した学生生活」「特色ある地域・社会貢献」「ミッションに基づく学風の醸成」「TSRによる大学運営」に集約し、実行しています。
特に、「優れた教育・研究」では、多様な学生が自らの目標を設定し、その目標達成を可能とさせるために、学生の基礎学力を向上させるとともに、知的好奇心や探究心を充足し、さらなる自主性とチャレンジ精神を発揮できる教育体制の構築を目指しています。
「充実した学生生活」では、多様な学生の学習活動や学生生活を支えるため、より良い学習の環境作りや学生相談体制を拡充する他にも、従来の就職活動支援を強化し、学内外における充実したキャンパスライフの実現を目指しています。
上記以外の3つの施策につきましても、本学の責任のもとに教員と事務職員との教職協働を推進して実行しています。
皆様におかれましては、これらの取組みを通じて大正大学が更に飛躍する姿にご期待くださいますようお願い申し上げます。
最後に、本年が皆様にとって良き一年となりますことを心より祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。
平成30年元旦
大正大学 学長 大塚伸夫