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【お知らせ】8号館がグッドデザイン賞に選ばれました
本学の8号館がグッドデザイン賞に選ばれました。
本施設は、1階が学生・教職員・地域住民が集い、学び合ったり、語り合ったりするラーニングコモンズやカフェがあります。2階から4階のライブラリー・フロアはコンピュータやプロジェクター等のICT環境の充実を図り、グループ学修を促進させ、活発な学びを生み出すイノベーティブなスペースとなります。また、インターネットも含めたメディアを活用し、館内で調査・探究・研究活動、レポート・資料作成まで完結できるようにすることにより、総合メディア・センターとしての位置づけを図ります。そして、4階には儀式や式典などを行う礼拝ホールが併設されています。
受賞対象名:大学 [大正大学8号館]
事業主体名:学校法人 大正大学
分類:公共の建築・空間
受賞企業:学校法人大正大学 (東京都)
株式会社大林組 (東京都)
受賞番号:21G141252
受賞概要:2021年度グッドデザイン賞受賞概要
背景:
大正大学は、仏教精神を基調とした文系総合大学である。西巣鴨の駅前という立地と仏教の共生思想とが相俟って地域連携に力を入れており、十数年前から地域に貢献するキャンパスづくりを進めている。教室研究棟を高層化して拡充し、建て替えることで、誰でも入れるまとまった広場をつくり、さらに西側の正門とは別に、巣鴨まで続く人通りの多い地蔵通り商店街に面する南門をつくった。これらのハードの整備が進むと、学生が授業以外で腰を据えて学べる居場所がまだ足りないという課題が見えてきた。そこで、間もなく迎える創立100周年に向けて、旧礼拝堂を建て替え、新しい学びと、地域との関係性をさらに深めるための新たなシンボルをつくる計画が立ちあがった。そこには、「多様化する学習方法への対応」「学習意欲の向上を促す様々な刺激が得られる空間」「地域の方を引き込み、学生がより身近に社会とつながる交流の場であること」が求められると考えた。
審査員の評価:
近年、学生にアピールすべく、大学に魅力的な施設が新しくつくられているが、これもそうした流れに位置づけられるだろう。とくにこのプロジェクトは、大学と設計者が共同し、ダイナミックな吹き抜けの空間においてラーニングコモンズが真に機能すべく計画したことが特筆される。立体的な構成によって様々な居場所も創出した。また内外ともに光の効果が巧みに演出されている。そしてブックカフェや礼拝ホールなどによって地域に開くという特徴は、都市型キャンパスに対する現代的な要請を意識したものだ。
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