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【学生の活躍】「地方創生フォーラム」で大正大学生が 地域に根差した学びと実践を堂々発表

10月11日(火)、日本経済新聞社が主催する「日経 地方創生フォーラム アフターコロナの地方創生」が日経ホールで開催されました。

大正大学が参加したテーマはセッション1「デジタル時代における実践的アントレプレナーシップ 教育の成果と課題」。
最初に、大正大学の髙橋秀裕学長があいさつに立ち、新時代の地域をけん引するアントレプレナーシップ(起業家精神)を身に付けた地域戦略人材の育成を全学的に展開していることや、教育DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など大学での取り組みを紹介しました。

▲大正大学学長 髙橋秀裕

基調講演ではディー・サイン代表取締役社長の長尾成浩さんが、コロナ禍で進んだ企業や学校のデジタルシフトとその課題を解説。
「環境が行動を変え、行動が意識を変える」ことを強調し、「学校、自宅、地域実習先など、どこにいても同じように学ぶことができ、それぞれの場の学びが関連しあうデジタル空間づくりが急務」と語りました。

▲ディー・サイン代表取締役社長 長尾成浩 氏


学生によるプレゼンコーナーでは、3組の大正大学生が研究結果を発表


大正大学の学生が登壇した学生プレゼンコーナーでは、まず表現学部表現文化学科の目々澤実佳さん、松浦歩美さん、三戸愛梨さんがアフターコロナを見据え、訪日外国人の再訪率アップに向けたPR方法の研究を発表しました。
「コロナ禍で急速に変化する社会に合わせて、常にデータをアップデートし、検証を重ねて立案することの重要性を学んだ」と話しました。


▲左から 松浦さん、三戸さん、目々澤さん

目々澤さんの感想
日経フォーラム登壇を経て学んだことは、発表の表現方法についてです。
私たちの活動内容を知らない聴講者の方々に向け、誰でも理解できる端的なプレゼンにすることを心がけました。初めての大舞台で大変緊張しましたが、日頃の活動を糧に堂々と発表をすることが出来ました。


地域創生学部地域創生学科の浅井樹さんは小中学生の農業留学について発表。
農家の協力を得るために、多くの農家が集まるマルシェに何度も足を運び、説明を繰り返しました。「成し遂げたいことがあるなら覚悟を決めることが重要と感じた」と力強く語りました。
この日、浅井さんは、地域実習で訪れている帯広からオンラインで参加しました。
石井大智さんは、新潟県南魚沼市の交流人口増加を目標にした観光事業の取り組み「雪恋」について発表した。今回の経験を自分の活動にいかしていき、もっと地域に貢献していきたいと語ります。


▲左から 浅井さん、石井さん
石井さんの感想
今回のフォーラムに出席したことで、発表することに対して緊張や不安などがなくなりました。また、自分が取り組んでいる活動や取り組み、やってきたことに自信を持つことができました。と同時に自分の長所を見つけることができ、自分のことを見つめ直す時間を作ることができました。
 


社会共生学部公共政策学科の橘俊幸さん、島田真理さん、宮原咲也佳さんは、三鷹市の「学生によるミタカ・ミライ研究アワード2021」で優秀賞・市長賞を受けた提案「三鷹市ソーシャルバリアフリー化計画~高齢者が社会と共生していくため」を発表、データ分析の手法などを説明しました。
この提案は受賞したものの、実行には至らず、「企画が実現できた時に見える課題やその時に求められる力を知りたい」ととても意欲的な言葉で発表を締めくくりました。


▲左から 宮原さん、橘さん、島田さん
島田さんの感想

発表をするにあたり、短い時間で相手に伝わるように、構成を考えていきました。資料を作成する際には、表現を工夫しながら見やすいものを作っていくことを意識しました。今回のフォーラムをきっかけに自分以外の学生が行っている活動についても知ることができて、とても刺激を受けたので、今後はさらに色々なことに挑戦していきたいです。


有識者の方々は学生の発表に対し、質問やアドバイスをいただきました。その後のパネルディスカッションでは、アントレプレナーシップの重要性を語り、学生に熱いエールを送っていただきました。
大勢の前での発表でしたが、堂々とした態度で話ができたことは、大きな経験と今後の自信につながったに違いありません。
学生のみなさん、おつかれさまでした。

写真提供:日本経済新聞社
『地域人』86号(大正大学出版会)に掲載したものに加筆しました。

▼地方創生フォーラム「アフターコロナの地方創生」の詳細については以下のURLから
https://events.nikkei.co.jp/51529/

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