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【お知らせ】大正大学京都アカデミア1周年記念フォーラムを開催しました
2024年10月25日
2024年10月23日に、大正大学のエリアキャンパスである大正大学京都アカデミア(以下、京都アカデミア)で1周年記念フォーラムを開催しました。
京都アカデミアは、日本の文化・歴史の中心である京都における学習の拠点や、伝統文化に関連する様々なプログラムの展開の場にすることを目的として、2023年10月にグランドオープンした大正大学のエリアキャンパスです。
1周年を記念した今回のフォーラムでは、「伝統と革新 未来創造を考える」をテーマに、これまで京都アカデミアの運営や教育プログラムにご協力いただいた方々をご招待しての開催となりました。
はじめに、来賓を代表して中西朋子東山区長からご挨拶をいただき、開設1周年に対する祝いのお言葉とともに、大正大学の人材育成や京都アカデミアの取り組みへの期待をお話しいただきました。
神達知純学長による基調講演のテーマは「これからの地域創生と本学の取り組み」。社会は今、急速な技術革新と継続的な変化、ICTの発展など、取り巻く環境が目まぐるしく変容しています。そのような時代のなかで大正大学が取り組んでいるのが、地域戦略人材の育成です。基調講演では、学長として教育改革を推進している立場から、さまざまな地域との連携を通じたこれからの「実践的な学び」のあり方についてお話しされました。
続くパネルディスカッションには、各分野で伝統と革新を融合させた活動を展開しているパネリストとして、株式会社井筒八ッ橋本舗代表取締役会長兼社長の津田佐兵衞氏、未生流笹岡家元の笹岡隆甫氏、陶磁器工房「めおと屋」の伝統工芸士である光武みゆき氏、神達学長の4名が登壇。異なる分野で活躍するそれぞれの視点から、伝統と革新の融合のあり方や、どのように未来へと継承していくかについて、ご自身の人生観なども振り返りながら語っていただきました。
最後には、大正大学の髙橋慈海広報部長兼事業部長が、2026年4月に設置を構想している情報科学部(仮称)の概要について説明を行い、文理融合型の人材養成を通じた地域課題の解決や新しい価値創造のビジョンについて大学としての方針を紹介しました。
開設2年目を迎える京都アカデミアは、学生や教員が近畿地方でおこなうフィールドワーク拠点としての機能はもちろんのこと、さまざまなイベントの企画実施を通じた伝統と革新の融合による未来創造を促進する場として活動していきます。