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【イベント報告】「第1回 大正大学 アントレプレナーシップ育成シンポジウム　To the future leaders　～未来のリーダーたちへ～」を開催しました

2025年2月7日

「第1回 大正大学 アントレプレナーシップ育成シンポジウム　To the future leaders　～未来のリーダーたちへ～」を、2025年2月3日に本学構内で行いました。

本学が「知識集約型社会を支える人材育成事業『新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業』」の一環として「アントレプレナーシップ育成教育プログラム」を開始して、今年で3年目を迎えました。
今回のイベントは「こういったプログラムの学修成果を広く社会に周知し、今後の発展に資する場」として開催されました。

開会挨拶には神達知純学長が登壇し、ファイナリストの企画が社会課題の解決に貢献することに期待を寄せました。


神達知純学長

続く基調講演では『To the future leaders ～日本の未来を共に創る挑戦～』と題し、川口盛之助氏が「未来の共創」をテーマとして、日本の現状をグローバルな視点で捉え、未来を切り拓くための挑戦の重要性を語りました。また、若者が社会の変化を捉え、主体的に未来を創造する意義を強く訴えました。


川口盛之助氏

基調講演終了後、ピッチコンテストが始まりました。
応募総数26組から選ばれた5組がファイナリストとして発表しました。
審査員には川口氏のほか、小林浩氏（リクルート進学総研所長／カレッジマネジメント編集長）・黒田 佳奈子氏（株式会社ウーマンカレッジ代表取締役／神奈川ニュービジネス協議会理事／ミヨシ油脂株式会社取締役）・神達学長・前田長子教授が並び、質疑応答を行いました。


チーム名「ラフィッチ」（和田竜馬さん）


チーム名「yukinowa」（田中晴樹さん・佐藤隼音さん）


チーム名「すがもプロジェクト 銭湯コミュニティ班」（代表：門（かど）美優さん）


チーム名「チームゆーすふる」（長田のぞみさん）


チーム名「だだんだん＋」（代表：後藤田雄星さん）


審査員から経験を踏まえた貴重な意見やアドバイスをもらいました

ファイナリスト5組による企画書は、本学「最新ニュース」をご覧ください。

プログラム後半では、パネルディスカッションを開催しました。
ファシリテーターを前田教授が務め、パネリストに審査員を務めた川口氏・黒田氏・小林氏、ピッチコンテスト「ファイナリスト」の代表として田中さん・門さん・長田さんが登壇しました。



「突破せよ！アイデアの種からイノベーションへの挑戦！」をテーマに、ファイナリストたちは「アイデアを形にする突破力」「チームで挑戦し続ける突破力」「事業を成長させる突破力」の3つの課題について議論を交わしました。他のファイナリストの意見を参考にしながら、審査員から現実的かつ実践的なアドバイスを受け、アイデアをイノベーションへと昇華させるヒントを得る機会となりました。

最優秀賞を受賞した「yukinowa」の田中さんは「起業は以前から考えていましたが、実際の起業経験者から直接アドバイスをもらう機会はなかなかありませんでした。今回の受賞は貴重な経験となり、ビジネスプランの今後の方向性を考える良い機会になりました」と語りました。
また、同じく「yukinowa」の佐藤さんは「支えてくれた団体、市役所、そして仲間のおかげで受賞することができました」と感謝の言葉を述べました。
学長賞を受賞した「チームゆーすふる」の長田さんは「働きながらこのプランを実現していきたいです。受賞だけで満足せず、これからも頑張ります」と決意を新たにしていました。



受賞の有無にかかわらず、各チームがプロジェクトの実現に向けて、取り組みを加速させる機会となりました。また聴き手として参加した学生にとっても、新たな視点を獲得し一歩踏み出すきっかけとなったように思います。
会場やオンラインを通じ、多くの方に学生や卒業生の成長を見守っていただけた、挑戦の輪が広がるイベントでした。