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【大学の取り組み】日本商工会議所による認定制度「日商マスター」の学生版としてビジネススキルを証明する新認定制度「日商アソシエイトマスター」を導入しました
2025年3月18日
今年度より、日本商工会議所による認定制度「日商マスター※1」の学生版として、ビジネススキルを証明する新認定制度「日商アソシエイトマスター」を導入しました。
これまで取り組んできた「地域戦略人材※2」の育成をさらに深化・発展させるため、本学では、地域・中小企業を支える「産業人材」の育成に取り組む日本商工会議所と連携してきました。学生の基礎的なビジネススキルの習得を目的として、共に構想してきたプログラムがかたちになり「日商アソシエイトマスター」の導入に至りました。
学生はアソシエイトマスターとして認定を受けることで、ビジネスコミュニケーション力やデータ分析力、ビジネスマナーといったスキルの習得を証明できます。認定を受けるには「キータッチ2000」や「日商PC検定3級・2級」をはじめとする所定の資格を取得の上、プレゼンテーションを中心とした試験に合格する必要があり、第1回となる今年度の試験は2月26日(水)に実施。受験者は、約半年にわたって積み重ねてきた学習の成果を発揮し、第1号者としての認定を目指しました。
試験終了後には、講師の石井典子先生(一般財団法人キャリア教育振興協会 理事長)から「スキルを自分のものにするとともに、今後は組織の中で教え合い、学び合えるような『マスター』になってほしい」と講評がありました。
認定を受けた学生にとって、就職活動におけるスキルの証明だけではなく、多様なキャリアパスの開拓につながることを期待しています。
※1 日商マスター……
企業・教育機関におけるデジタル指導者の資質向上を目的に、日本商工会議所が1992年度から実施している認定制度です。
※2 地域戦略人材……
本学が育成する新時代の地域リーダー像。「多面的な性質を持つ地域の課題達成、あるいは問題解決に向けて異なる専門分野の多様な人材を統合し、調整する新しいリーダー」として、以下の4つの要素から構成されます。
・学融合からの視点、多様な視点からの課題アプローチ
・具体的課題に対する的確な事実認識、解決のための知恵を生み出す知識・技能
・主体的に解決策を提起する態度・意識
・複数分野のネットワークの結節点となるためのコミュニケーション能力
プレゼンテーション準備のためのグループワークの様子
プレゼンテーションの様子