学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

ライフデザインコース

卒業制作・成果報告展終了しました!

2024年度の卒業制作展を2025年2月8日(土)・9日(日)の2日間にわたって実施しました。
街文化プランニングコースとしては2回目の卒業制作展でしたが、昨年度の反省を生かし、チーム間連絡や作業の見える化に注力し、展示会の準備を進めました。

また、2024年度は放送映像メディアコースと情報文化デザイン(編集)コースと共同で、「合同卒業制作展・成果報告展2025」として開催しました。
本コース内では、運営、設営、マップ、イベント、広報の5つの班に分かれて制作を行い、いずれのコースも次年度以降の参考になるよう、行ったタスクをマニュアルとしてPDFに残しました。

運営班は、タスクのガントチャートを作成し、各チームの業務進捗管理を行ってくれました。しかし、年末年始を挟んだことで管理が甘くなってしまったことが反省点として挙げられます。多少のずれも想定し、もう少し余裕をもって計画を立てる必要があることを学びました。

設営班は、作品に直接関係する業務を行う部署で、4年生との連絡係も担ってくれました。大学構内の規定により、ポスターを貼れる場所が限られてしまうという問題が発生し、来場者の誘導に少々課題が残る形となりました。

マップ班は、パンフレットに掲載するマップ・ロゴの制作を行ってくれました。来場者アンケートにて「マップが学内向けに寄りすぎたビジュアルで、見にくかった」との指摘をいただき、より第三者視点での作成を行うことが求められているといった気付きがありました。

イベント班は、「街文化とは何だったのか」をテーマにトークショーを開催しました。なかなか思い通りできず悔しさは残りますが、結果的には一つのイベントとしてまとまってよかったと思います。

そして私たち広報班は、DM・ポスター・パンフレット等の作成やSNSの運用を担当しました。
4年生への街文化とは?というアンケートの中にあった「無限・人生はやりたい放題」をテーマに制作を行いました。
パンフレット制作では、卒業制作展は人生において通過点であり、人生はこれからも続いていく日記帳の1、2ページだというアイディアからノートと付箋のデザインにしました。
限られた情報をもとに、少しでも1人1人の作品に興味をもってもらうため、どんな作品であるのか(映像・ポスターなど)をアイコンにし、各作品のキーワードを目立たせるなど試行錯誤を繰り返しました。そして、完成したポスターは地蔵通り商店街・滝野川エリアのお店を中心に店頭に貼らせていただきました。
SNS広報では、パンフレットと同じデザインで統一し、情報を細かく分けて投稿数を増やすことを意識しました。また、“街文化”が卒展をやることに意味を持たせるため、ポスターを貼らせていただいたお店の紹介投稿を行いました。加えて、開催後も記録として残したいと思い、先輩の全作品とトークイベントの議事録を投稿しました。様々な投稿を行ったからか思っていたよりも閲覧数が伸びフォロワー以外からも多く見て貰えたのですが、取り掛かりが遅かったのが反省点です。パンフレットなどの作成をスピーディーに行い、1ヶ月くらい前から定期的に発信していれば、さらに多くの方にご覧いただけたのではないかと思います。

全体的には、一昨年度よりも多くの方に来場していただくことができました。(昨年度はカウント取らなかったため体感ですが。)各会場・2日間の合計で、3号館49人、エスパス空83人、プロダクトスタジオⅠ215人、プロダクトスタジオⅢ97人、プロダクトスタジオⅤ157人の方にお越しいただきました。各々のポジションで実際にやったからこその学びもあり、実りのある卒業制作展でした。

そしていよいよ今年度は自分たちの卒業制作展です。昨年度は4年生とのやりとりの中で上手くいかないことも多くありました。直接運営に関わるわけではありませんが、自分たちがこうして欲しかった、こうしてくれればな……と思ったことを後輩に思わせないよう、開催していただく立場であることを忘れず謙虚な姿勢で臨みたいと思います。


2024年度街文化プランニングコース卒業制作展広報班 金子結衣・上野海晴

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