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『聖』概念と近代
―批判的比較宗教学に向けて―
『聖』概念と近代
―批判的比較宗教学に向けて―
- 藤原聖子著
- 本体価格6,000円+税
- A5判 396頁
- ISBN978-4-924297-29-6
本著の内容
日常語として使われる「聖」。「聖」の近代性とその限界にせまり批判的比較研究としての宗教学を提唱する。
目次
序章
- 第1部 「聖」概念の再定位
- 第1章 反面図形としての「聖」概念
- 第2章 デュルケム宗教理論における「聖」と「力」
- 第3章 デュルケム・オットーの宗教理論における「聖」と
「体験・感情」 - 第4章 <宗教・呪術・科学>三分法の成立と合理性
――呪術論におけるデュルケムとオットーの位置 - 第5章 世俗化論における「縮小する聖」のイメージ
- 第6章 宗教体験論における「像を見る」アナロジー
- 第2部 宗教学の再定位
- 第7章 「鑑」と「擁護」
――オウム真理教事件によって宗教学は
いかに変わったか - 第8章 空転する「対話」メタファー
――批判的比較宗教学に向けて
あとがき