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公共政策基礎ゼミナール
公共政策基礎ゼミナール
- 高橋正弘、首藤正治 編
- 定価1600円(1455円+税10%)
- A5判 265頁
- ISBN 978-4-909099-56-3
本著の内容
公共政策学とは政策科学を源流とする比較的新しい学問領域です。多くの政策分野を横断的に捉えて政策過程の各段階を掘り下げ分析する側面があると同時に、福祉政策、観光政策など個別分野ごとの政策研究を抱合する広がりを持つため、一つの学問領域としての全体像を掴みにくいという印象もあります。
そのため、本書では多彩な専門分野で活躍してきた各著者がそれぞれの分野における状況や基礎的な政策などについて各章を分担して執筆し、全体として公共政策を概観できるものになっています。
我が国は、国や地方自治体の公共政策は民主主義を礎としており、現在世界中でその根幹を揺るがす潮流が世界を襲っています。
今後の公共政策の在り方を展望するについても、私たちが当たり前のように享受してきた民主主義の仕組みを失われないよう発展成功するための教本としてご利用いただける内容になっています。
目次予定
- はじめに
第1章 これからの地域社会における公共政策 - 第2章 行政機構と公務員制度
- 第3章 外国人の就労をめぐる状況及び関連政策
- 第4章 文化政策―― 多文化共生社会の構築にむけて
- 第5章 コミュニティづくりにおける寺社・教会の役割
- 第6章 公共政策とメディア――地域情報化政策における協働の在り方
- 第7章 医療政策入門―医療制度の持続可能性
- 第8章 観光地は誰のものか?――持続可能な地域づくりに「観光」が果たす役割
- 第9章 生物多様性・野生生物保護を考える
- 第10章 公共政策における非政府組織の役割
- 第11章 環境教育論の基層
- 第12章 社会を調べる
- 第13章 社会調査の方法と手順
- 終章 公共政策学の新たな視点の醸成を目指して