学部・大学院FACULTY TAISHO
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仏教学専攻
【真言学】平成27年度 智山豊山合同中間発表会
平成27年7月2日(木)、大正大学3号館5階仏教学閲覧室3におきまして、「智山豊山合同大学院中間発表会」が執り行われました。これは、本年度に修士論文提出を控えている院生のための研究経過報告の性格があります。また、各院生の研究状況を諸先生方に聞いて頂き、方向性や検討方法に対するご指摘・ご指南を頂戴する貴重な機会でもあります。今回の発表者は9名でした。
諸先生方から、しばしば活発な意見が出され、白熱し充実したものとなりました。無事問題も無く、予定時間をオーバーすることもなくプログラムどおりおえることができました。
最後に大学院専攻長であります、苫米地誠一先生より、お言葉を頂戴しました。そこでは、論文に対する意識や取り組む姿勢について述べられ、無事全員が論文を執筆し提出できるよう期待しているとの御垂示を賜りました。
発表された皆さん、ご指導いただきました諸先生方、そしてこの発表会のため裏方として準備等に協力をしてくれた後輩の皆さん、お疲れ様でございました。
最後に、論文提出まで半年を切りました。ファイト!!ガンバ!!
以下、発表者と題目を記載いたします。
三浦 諒子 平安初期密教彫刻の研究 ―五大虚空藏菩薩を中心に―
星野 竜彦 初期密教における灌頂儀礼 ―『蕤呬耶経』を中心にして―
木村 修廣 真言密教における如意宝珠の研究 ―『御遺告』注釈書類を中心として―
倉松 崇忠 『倶舎論』「業品」の考察
中藤 栄寿 智観寺石塔の研究 ―『宝筐印陀羅尼経』を中心に―
半谷 哲也 異本『即身成仏義』の研究
米川 佳伸 「空海思想の研究:『弁顕密二教論』を中心に」
北林 健太 真言宗における因明学の研究
智山学コース副手 文責 関悠倫