学部・大学院FACULTY TAISHO
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臨床心理学専攻
石川亮太郎先生が、翻訳書を出版しました!
「こころの支援に携わる人のためのソクラテス式質問法: 認知行動療法の考え方・進め方を学ぶ」(金子書房)がそれです。
うつ病や不安症の治療として、その有効性が科学的に実証されている認知行動療法。治療者は、哲学家ソクラテスの対話法をモデルにしたカウンセリングを進めていくことで、対象者の認知(考え方)と行動を変容させていくことをおこないます。ソクラテス的対話法は、認知行動療法の基本ともいえる技術ですが、一方で、最も習得が難しい技術とも言われています。本書は、このソクラテス的対話法の理論と習得の仕方について解説しています。
表紙は、認知療法の創始者であるアーロン・T・ベック博士と、古代ギリシアの哲学者ソクラテスが、お茶会をしながら対話しているといったシーンのイメージです。入門者向けの本ではありませんが、認知行動療法の対話法を身につけたい方にお勧めです。