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宗教学専攻
芦名定道・星川啓慈編『脳科学は宗教を解明できるか?』刊行
新刊の紹介です。
本学文学部教授で、大正大学宗教学会理事でもある星川啓慈先生が編集をされた本が本日発売されました。
芦名定道・星川啓慈編『脳科学は宗教を解明できるか―脳科学が迫る宗教体験の謎―』春秋社
近年の脳科学の発展は、心を脳内過程に還元し、神との合一や悟りの体験までも物理現象として解明してしまうように見える。そこにはもう、科学でとらえきれない神秘の余地はないのだろうか。最新の精神医学や心の哲学の知見を縦横に駆使しつつ、宗教の根源に迫る!(表紙・帯より)
【目次】
緒言 (星川啓慈)
第1章
脳科学は宗教哲学に何をもたらしたか (芦名定道)
第2章
脳科学や精神医学からみた宗教体験とその意味 (杉岡良彦)
第3章
「宗教体験の脳科学的解明」批判――虚妄分別を超えて (藤田一照)
インタールード
宗教体験と脳科学の関係史 (松野智章)
第4章
概念枠としての物質と心――思考不可能な場所からのまなざし (冲永宜司)
第5章
脳科学と宗教哲学を架橋する試み――エクルズとポパーの『自我と脳』再考 (星川啓慈)
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(この記事は、大正大学宗教学会のホームページの内容を掲載しております)
大正大学宗教学会HP http://www.taisho-shukyogakkai.net/