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宗教学専攻

【震災と宗教】 第1回定期研究会

 大正大学宗教学会「震災と宗教」研究会では、定期的に研究会をおこなっています。10月22日の定期研究会は、真言宗智山派僧侶で智山伝法院非常勤教授である伏見英俊先生をお招きし、震災に関する宗教者・宗教団体の動向についてお話しをうかがいました。

 宮城県白石市の先生のご自坊は大きな被害を免れたものの、知り合いのお寺の多くが今回の震災で被災されたそうです。先生はそのようなお寺や被災地に対する救援活動と並行して、被災地での聞き取り調査などに尽力されています。また、先生は今年9月の日本宗教学会におけるわれわれのパネル発表にご参加されていました。ですので、今回は先生の活動の一環についてお話しをうかがいながら、研究会に対してのアドバイスもいただきました。

 東北にお住まいで、被災地に足繁く通われ、事情に精通している先生ならではのお話しに、研究会一同刺激を受け、いろいろな意見交換も。そして研究会一同「さらに調査・分析を行っていかなければならない」と気持ちを新たにしました。最後になりましたが、遠くからお越しいただき、話して下さった伏見先生には心から感謝いたします。

(文責・星野壮)

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研究会の様子

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伏見先生のご報告

 

 

(この記事は、大正大学宗教学会のホームページの内容を掲載しております)

大正大学宗教学会HP http://www.taisho-shukyogakkai.net/

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