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宗教学専攻

【宗教学専攻】寺田ゼミ御岳合宿開催

11月18()19()に、大学院寺田ゼミの合宿を武州御岳山(青梅市)にておこないました。寺田先生と秋学期の「MD宗教社会学特論」を履修しているメンバー、さらにOBOGの先輩方にも参加していただきました。コロナ禍になってから、なかなかゼミ合宿が開催できなかったので、数年ぶりの合宿です。

まず、到着後に御岳山を散策しました。天候にも恵まれ、紅葉シーズンということもあり、木々は色づき、自然の壮大さを五感で感じ取ることができました。散策にあたり、事前に課題論文を読み込んだので、武蔵御嶽神社の歴史を現在に至るまでしっかりと理解して参拝、その後に山を踏破し、とても充実したものとなりました。寺田先生と、武蔵御嶽神社の研究をしているOGの高田彩さんに適宜ご説明をしていただき、疑問に思ったことを質問すると、その場で解説をしてくださり、ゼミ合宿のありがたさを感じました。

神棚の前でおこなった白熱の勉強会

 

その後、宿で勉強会をおこないました。勉強会は課題論文3本をOBOGの方々3人が担当してくださり、レジュメを作成して発表してくださいました。先輩方の発表はどれも力作で、また、御師(おし)の宿という場のため、普段のゼミとは違う雰囲気で、議論も白熱し、活発な意見交換の場となりました。

この合宿を通して、先輩方の論文への取り組み方や考え方に触れることができ、とても勉強になりました。さらに、改めて、フィールドワークをおこなってこそ得られる知見があるということを痛感しました。その知見を得るためには、事前に先行研究を読み込み、その上で実地調査をおこなうことが重要であると感じました。

今回の合宿では、駒鳥山荘に宿泊しました。代々の御師である当主の馬場さまを始め、宿坊の皆さまにはとても親切におもてなしをいただきました。ありがとうございました。

御岳山の大自然に接することにより心が洗われ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また御嶽山に足を運びたいと思います。

宿坊前にて、馬場さまと参加メンバー一同

 

文責:河合咲弥

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