学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

宗教学専攻

【宗教学専攻】大正大学宗教学会2022年度 秋期大会が開催されました

2月23日(木)、大正大学7号館741教室におて、2022年度大正大学宗教学会秋期大会が開催されました。

今大会では、小林惇道先生(東洋大学他非常勤講師)著『近代仏教教団と戦争』と問芝志保先生(東北大学大学院准教授)著『先祖祭祀と墓制の近代』の合評会をおこないました。小林先生も問芝先生も本学で学ばれた方です。

会長の村上先生のご挨拶から始まり、寺田先生が司会を務められました。合評会には、山田慎也先生(国立歴史民俗博物館教授)、三浦周先生(本学非常勤講師)、高橋秀慧先生(本学綜合仏教研究所研究員)、大場あや先生(大正大学非常勤講師)が評者として登壇されました。

先ず、小林先生のご著書について、高橋先生が研究史から現在の研究動勢に至る書評を、三浦先生は同書の綿密な一次資料を数値化しての書評をなさいました。お二人から出された質問に小林先生が丁寧なリプライをされました。続いて大場先生が既発表の書評に触れながら本書全体の枠組みに関する書評を、山田先生は民俗学的視点も含めての書評をなさいました。問芝先生もお二人の書評を受けて、細やかにリプライをなさいました。

大場先生のご発表

大場先生のご発表

発表の後、ディスカッションがおこなわれ、登壇者に対して、ご来場の平山昇先生を始めとして皆様から多くの質問や意見が寄せられました。それらに先生達は丁寧に対応されていました。

ディスカッション

ディスカッション時にご登壇の先生方(向かって左から山田先生、問芝先生、大場先生、小林先生、三浦先生、高橋先生)

(本大会の内容は2023年度年報に再録が予定されています)

学外からも各方面の先生方、他大学院生の方々等、多数ご参加いただきました。
皆様のご協力のもと無事に学会を終えることができました。

ご登壇の山田先生、三浦先生、小林先生、問芝先生、高橋先生、大場先生、本当にありがとうございました。
また、参加くださった先生方やOBの皆様、準備・運営に関わった院生各位にも御礼申し上げます。

新型コロナウイルスが落ち着いてたところで、今年は3年ぶりに対面開催で現場のリアリティを感じられる貴重な体験でした。今回の経験を、今後にも活かしていきたいと思います。
コロナ禍に関しては未だ見通しが立たない状況ではありますが、次年度も無事開催できることを祈っております。

(文責:尹紹恒)

GO TOP