ディプロマ・ポリシー(DP)
日本文学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、日本文学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた学生に学位を授与します。
知識・技能 |
- ①構造的知識(総論):日本語学・日本文学の学問領域を理解し、また日本語日本文学の発生から現在までの歴史的展開を理解しその特徴を説明できる。
- ②構造的知識(各論):日本語日本文学の専門分野に関する知識を有し説明できる。
- ③読解力:日本の古代から現代までの書き言葉・話し言葉で表現された言説の内容を客観的に理解し解釈できる。
- ④情報リテラシー:日本語日本文学の分析・解釈を行う上で必要となる情報を収集し活用することができる。
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思考・判断・表現 |
- ⑤批判的創造的思考力:日本語日本文学の事象に問題意識を持ち、その本質を洞察することができる。
- ⑥文章作成力:自らの考えを適切な語彙を用いて論理的に文章化できる。
- ⑦口頭伝達力:相手の話を的確に聞き取り、自分の考えや意見を相手に明確に伝えることができる。
- ⑧知識集約型社会を見据えて、自らの専門分野の学問領域と他の学問領域を統合的に学び、多面的・重層的な思考をすることで、複雑で多様な現代社会の課題に応えることができる。
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関心・意欲・態度 |
- ⑨共同研究への参画:共同研究やグループワークにおいて有効な役割を担い、参加しようとする意欲、姿勢を有している。
- ⑩生涯学習に対する基盤と能力:生涯学び続けていくための問題意識を有している。また、地域や社会が抱える課題への持続的な関心とともに、その課題を積極的に解決するための技能を身につけようとする意欲を持っている。
- ⑪異文化・他者の尊重と理解:異文化や異質な存在を謙虚に理解し尊重する態度を有している。
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カリキュラム・ポリシー(CP)
日本文学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下のカリキュラムを編成します。
教育内容 |
- ①日本語学・日本文学の学問領域を理解し、日本語日本文学の発生から現在までの歴史的展開についての知識を身につけるため、1・2年生を対象とした基礎講義科目を設けます。
- ②各専門分野の知識・技能を身につけるため、2年生より上級生を対象とした専門講義科目を設けます。
- ③基礎的知識とともに、基礎的な読解力、情報リテラシ―、批判的創造的思考力、文章作成力、口頭伝達力を身につけるため、1・2年生を対象とした基礎ゼミナールを設けます。
- ④専門的知識とともに、発展的な読解力、情報リテラシ―、批判的創造的思考力、文章作成力、口頭伝達力を身につけるため、3・4年生を対象とした専門ゼミナールを設けます。
- ⑤すべての科目は、異文化・他者を尊重する態度を育て、社会・地域への関心を持ち続けながら生涯学び続けていくための問題意識を育てる内容とします。
- ⑥教職課程(中学高等学校国語科)の単位となる科目を設置します。また、すべての科目は国語科教員を養成するために十分な水準とします。
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教育方法 |
- ①基礎ゼミナール・専門ゼミナールは、少人数とし、学生の調査発表、共同研究、討議を中心に行います。
- ②講義科目においても、アクティブラーニング、サービスラーニング、ピアインストラクションを適宜取り入れます。
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評価 |
- ①4年間の総括的な学習成果として卒業論文を課し、主査・副査による口述試問を含め、DPの修得状況を総合的に評価します。
- ②カリキュラムの改善のため、各学期の学生の成績及び履修状況、卒業時の学生自己評価アンケート等を踏まえた、学科教員によるカリキュラム検討会議によって、カリキュラムアセスメントを実施します。
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アドミッション・ポリシー(AP)
日本文学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。
知識・技能 |
- ①国語、地理歴史、公民、外国語について高等学校卒業相当の知識と技能を有している。特に国語について十分な知識と読解力を有している。
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思考・判断・表現 |
- ②問題意識を持ち、その問題解決のために、他者の意見を聞きながら、物事を順序立てて考え、書き、話すことができる。
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関心・意欲・態度 |
- ③異文化や異質な存在を謙虚に理解し尊重する態度を身につけようとする意欲を持っている。
- ④日本文学・日本語・日本文化にかかわる様々な問題に対して深い関心を持っている。
- ⑤学びを通して自己を研鑽し、地域や社会に積極的に関わっていこうとする意欲を持っている。
- ⑥グループワークに積極的に参加する意欲を持っている。
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