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DAC(総合学修支援機構)
「社会の探究」授業紹介 ~先輩学生のプレゼンから協働力を学ぶ~
こんにちは、大正大学学修支援センター(DAC)です。今回のブログでは、「社会の探究」の授業風景をご紹介します。
「社会の探究」は、学部学科に関係なく全学生が受講する1年生必修の共通教育科目の1つです。この授業を通して学生は、変化の激しい現代社会をさまざまな視点から理解するとともに、そうした社会のなかで私たちがどのように生きていくのか、多様な他者といかに協働していかに社会を作っていくのか、ということを学びます。
1QTではグループワーク(協働)の進め方を学び、2QTではミニプロジェクトとして、少人数のグループで第7週の授業内での発表を目標に協働していきます。
ミニプロジェクトで1年生に掲げられたミッションは「鴨台祭の課題点をみんなで『協働』して解決しよう!」というものです。このミッション達成のために、2QT第1週の授業では、先輩学生が1年生に向けて「協働」に関するプレゼンをおこなってくれました。プレゼンをしてくれた先輩学生は今年度「地域プロジェクト」というプロジェクト型の授業を履修している学生で、授業内で「鴨台盆踊り」という地域イベントの企画・運営をしています。自分たちの実体験から「協働」のコツを1年生にわかりやすく話してくれました。
※ 鴨台祭…大正大学の学園祭 ⇒詳しくはこちらをご覧ください。
※ 鴨台盆踊り…大正大学が授業の一環として主催するイベント ⇒詳しくはこちらをご覧ください。
授業のリフレクション(振り返り)を見てみると、1年生も実際に「協働」している先輩の姿から「全員が同じ目標に向かう」ことの大事さや、「自分とは異なる意見を否定しない中立な視点」をもつこと、「チームを維持していくための工夫」をメンバー全員が意識することの大事さを感じたようです。
2QTは「鴨台祭」をより良くするための課題点を見つけるところからスタートしますが、1年生がどのように「協働」してミニプロジェクトを完遂するのか私たちもとても楽しみです。
DACコアチューター 神木まなみ