学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

アニメーションの比較によるメディア分析のワークショップ

秋学期が始まり、一週間の授業が一巡し、ゼミ、講義、それぞれ本格的な勉強が始まりました。 秋3

 カルチュラルスタディーズコースの伊藤ゼミでは、第二回目の授業に、明治学院大学の合場敬子先生をお招きして、アニメーションに描かれる「男の戦い方」と「女の戦い方」を比較するメディア分析のワークショップを行いました。
 メディア分析の方法を教えていただき、学生たちは新しい刺激をたくさん受けました。Raewyn ConnellやEve Kosofsky Sedgwickなどの分析が、アニメーションにもあてはまることに驚くとともに、成長過程で何気なく見ていたもの、楽んでいたものによって、私たちのジェンダー観が強く影響を受けていることを実感しました。
 『ドラゴンボール』『セーラームーン』、どちらも学生たちが小学生のころに夢中になったアニメーションですが、比較のために分析対象としてあらためて見てみると、子どものころには気づかなったことをたくさん発見します。そして二つのアニメーションの違いを明らかにしていきました。

 次に学生たちが問いかけられたのは、「『ドラゴンボール』と『セーラームーン』の共通点は?」。

 さあ、その答えは何でしょう。それがわかると、『セーラームーン』と『プリキュア』の違いも浮かび上がってくると教えていただきました。

 合場先生の問いかけに、学生たちはたくさんのことを発見し、多くのことを学びました。

 いいスタートをきった学生たち、この秋学期、さらにそれぞれの研究を進展させ、活発に議論し、切磋琢磨します。

                                              ♪伊藤淑子

 

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