学部・大学院FACULTY TAISHO
人間科学科
人間科学科の学びについて
人間科学科のカリキュラムの特徴のひとつは3年生の人間科学専門演習のクラスがそのまま4年次の卒論指導のクラスへとなることです。同じ教員のもとで同じクラスのメンバーと2年間じっくりと学ぶことができます。
やや細かい話になりますが、人間科学専門演習は春学期の「人間科学専門演習I」と秋学期の「人間科学専門演習II」にわかれています。2020年度から新たにスタートしたカリキュラムでは「人間科学専門演習I」は2コマ続き(200分)の授業となりました。これによりじっくりと議論をしたり、今まで以上に本格的な実験に取り組むことができます。
人間科学専門演習という同じ名前の授業であっても各クラスのテーマはそれぞれ異なり、担当教員の専門性を活かしたものになっています。2020年度の授業のテーマのラインナップは次のようなものでした。
荒生先生 生理・行動指標による心の探究とその応用
井関先生 認知心理学の研究法を学ぶ
谷田先生 利他的行動についての心理学実験・調査
長谷川先生 日常生活に関することをテーマとした心理学的研究
内田先生 生活習慣が及ぼす身体的・心理的影響について研究する
河合先生 社会学の理論と方法の理解を深め、活用する
今村先生 メディアの特性をしらべる
井出先生 「働くこと」を入り口に、Lifeを社会学的に考える
荒川先生 論理的に社会と向き合う感覚をつかむ
木村先生 時間(過去・現在・未来)」と「生(Life)」を社会学する
田中先生 ジェンダーの視点から社会を読み解く
澤口先生 食の社会学―食からみえる現代社会―
受験を希望される方は、ぜひ大正大学の授業ポータルサイト「T-Po」にゲストユーザーとしてログインし、「人間科学専門演習」で検索してみてください。授業の概要を示したシラバスを閲覧することができます。皆さんの興味がある演習を選び、ぜひその内容を確かめてみましょう。
現在1年生、2年生の方には12月23日に次年度の専門演習クラスの概要と選び方について説明をするガイダンスが開催されます(今年はオンラインで実施)。忘れずに参加して、大学生活の2年間の学びを自ら選んでいきましょう。
(文責 澤口)
※写真は2019年の様子です