学部・大学院FACULTY TAISHO
日本史コース
高校生に薦める日本史に関する一冊(壱)
今回から日本史コースの先生方がお薦めする、高校生向けの日本史に関する図書を紹介していきます。
第一弾は、小此木輝之先生と佐々木倫朗先生の推薦図書です。
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まずは、日本中世仏教史および文化史を専門に研究されている小此木先生の推薦図書を紹介します。
◎書名:『平清盛』(人物叢書)
◎著者:五味文彦
◎出版社:吉川弘文館 ◎価格:2,100円+税
◎推薦理由・内容紹介
平清盛について良質な史料を網羅して、平易な文章で表現している。武家政権が始まる前提を、白河院政から保元平治の乱、そして治承の合戦から死去に至る経過を丹念に解説する力作である。歴史学は、知識だけではなく考証の学問であることが理解できる。これから大学で、古代・中世史を学びたい高校生に勧める。
つぎに、日本中・近世史を専門に研究されている佐々木先生の推薦図書を紹介します。
◎書名:『カムイ伝全集』(第1部全15巻)
◎著者:白土三平
◎出版社:小学館 ◎価格:1,200円+税(1巻あたり)
◎推薦理由・内容紹介
正直マンガですので推薦すべきか迷いましたが、何よりも自分自身が高校時代に読んだ本の中でも忘れ難い本ですので、推薦したいと思います。
現代において忘れてしまいがちである支配・被支配の問題、身分や差別の問題、あるいは農村や漁村の生活等の多岐にわたることをわかりやすく提示してくれていると思います。長編ですので、読み切るのは大変だと思いますが、高校時代に読めば視野を広げてくれる本だと思います。
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小此木先生、佐々木先生ありがとうございました。
日本史に興味のある方もない方も、これを機会に手にとってみては、いかがでしょうか。