学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

4年生ゼミ合宿(三浦ゼミ) 1日目

829()から31()3日間、4年生の応用研究(担当:三浦龍昭先生)では恒例のゼミ合宿を行いました。
1日目と最終日は京都を、2日目は神戸を巡りました。

今回は、まず1日目の様子をお伝えします。

 

1日目は「本能寺」「六波羅蜜寺」「三十三間堂」「清水寺」などを巡る予定でしたが、
残念なことに生憎の天気となってしまい、予定を変更して本能寺と六波羅蜜寺の見学となりました。

 

 最初に向かったのは本能寺です。

①本能寺(修正版)

皆さんご存じの通り、1582(天正10)年に家臣であった明智光秀の謀反により、
織田信長が無念の最期を遂げたお寺です。

本能寺の変が起こった当時の所在地は現在の地と異なる所にありました。
1591(天正19)年に信長の後継者となった豊臣秀吉の命によって現在の地に移転されたとされています。

同事件における信長方の戦没者合祀墓もありました。

②戦死者(修正版)

信長方では計101名が戦死したと伝えられています。

 また、宝物館にも立ち寄り企画展示「大信長展」を見学しました。信長のみならず、著名な戦国大名の肖像画や文書などを展示しており、とても楽しむことができました。

 

 次に向かったのは六波羅蜜寺です。

③六波羅蜜寺(修正版)

963(応和3)年に「市聖」と称された空也上人が開いたお寺です。平家一門が深く関わっているお寺で、寺中に清盛の供養塔もあります。
④清盛供養塔(修正版)

そして何といっても宝物館に収蔵されている「空也上人立像」、「平清盛坐像」が印象的でした。双方とも、高校の教科書などで頻繁に目にする像ですが、これらを生で見ることができる機会は滅多にないため、大変貴重な経験となりました。

 前述のように、初日の史跡巡りは以上となってしまいましたが、その分ゼミの仲間達とホテルでゆっくり話をする時間ができたので、親睦をより深める良い機会になったと思います。

次回は2日目・3日目の様子を合わせてお伝えします。

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