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日本文学科

【日本文学科】第18回「おうだい子ども日本語教室」の開催

2023年6月10日(土)に、第18回「おうだい子ども日本語教室」を開催しました。初めての参加者も増えてきていますが、学生サポーターたちの経験の蓄積のおかげで安定した学びが提供されています。

一枚めの写真は、中学生組の日本語学習の様子です。今日は、「~かどうか」という疑問形のバリエーションについて、学んでいました。中学生たちは、毎回、順調に新たな文型を吸収している印象です。

 

二枚めの写真では、本日、初参加した小学校高学年の子たちが、動詞の活用について学んでいます。学生サポーターが、手際よく活用表を書いていきます。

 
三枚めの写真は、小学生の学習の様子です。カタカナカードを使ってカルタを楽しんだ後、自分がとったカードの文字を「わたしは/ぼくは、○○〇をとりました」のように、ホワイトボードに書いています。休憩を挟んでの2時間、かなり集中して日本語の学習を行いました。
教室終了後の学生サポーターのコメントです。

・前回は中学生でしたが、今回は小学生を担当しました。中学生と小学生では、集中力が違うと感じました。小学生は集中力が長く続かず、飽きてしまったように感じました。楽しんで日本語を学んでもらえるよう工夫したいと思いました。

・生活に必要な会話の練習をしました。「おかわり」の意味が分からなかったようで、質問してくれました。積極的に学ぼうとする姿勢をうれしく思いました。説明をした後は、自分が解釈した意味について、「2回めということ?」と教えてくれました。

最初のコメントは小学校6年生を担当した学生のコメントです。中学生たちは2時間しっかり集中して学びますので、学習の際にあまり遊びの要素は必要ありません。小学校低学年の子たちには、カルタやビンゴをはじめかなり遊びの要素を加えています。小学校高学年はその中間にあたります。楽しんで学ぶために、どんな工夫が必要でしょうか。今後の学生サポーターの工夫に注目です。

二つめのコメントにある「おかわり」については、この場合、辞書的には「飲食の際に、同じものをさらにもう一度食べること」になるでしょうか。学生サポーターはしっかり意味を説明し得たようですが、説明するとなると意外に難しいです。日常よく使っている言葉を改めて説明してみる、学生サポーターにとっては、日々、大事なことかもしれません。


 
今月の教室は6月24日(土)の14時から16時までです。7月は8日(土)と29日(土)を予定しています。

参加希望やお問合せは、「odaikodomo.taisho◆gmail.com」までお寄せください(◆を@に変えてください)。

大正大学文学部日本文学科では、これからも様々なイベントや取り組みを行っていく予定です。Twitterもありますので、ぜひチェックしてください。
 
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