学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学科

【日本文学科】鴨台祭企画、くずし字講座1・2回目のご報告

2024年6月8日・9日の2日間、大正大学では鴨台祭(大学祭)が実施されました。日本文学科では、学生の制作物の展示や、創作布袋戯のDVDの上演のほか、「初心者のための大正大学日文くずし字講座」を実施しました。

その結果、2日間であわせて159名もの方にご来場いただくことができました。ありがとうございました。中には卒業生の来訪もあり、感想ノートに「○○先生に会いたいです!」とのコメントも。ぜひまた鴨台祭に限らず、遊びに来てくださいね!

「古典へのいざないプロジェクト」の一環である、「初心者のための大正大学日文くずし字講座」は、この鴨台祭にあわせた実施が今年度の第1回目と第2回目でした。こちらは、飛び入り参加も含めて15名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

この第1回と第2回は、学生を講師として、教員はアシスタントにまわりました。学生を講師とする取り組みは、今年度が初めてです。その狙いは、大正大学日本文学科が大切にしている、学生の「実践」と「体験」の機会を作るところにあります。学生が普段大学で学んでいることを活かして、知りたいと思う人に伝えていく力が十分に育っている実感を得てほしい、喜んでもらえることを体感してほしいのです。

大正大学本『源氏物語』のくずし字のコピーを、のりとハサミで切り貼りして、受講者に好きなことばをくずし字で綴ってみる試みは、学生ならではのアイディアが溢れていて、教職員から見ても非常に面白いものであったと思います。

参加者の皆さんからは次のような温かいコメントをいただきました(一部要約しています)。


・学生の皆さんがとても明るく楽しく教えてくれました。家族にも自慢したいと思います。

・わかりやすかったです。とても熱心に勉強・研究をされているんだなと思いました。がんばってください!

・はじめは教員の先生が講師でない回だったので残念に思っていましたが、しっかりと丁寧に説明いただけてよかったです。大学の学びの中でこんなにも成長するものか(失礼!)とびっくりしました。


学生講師の皆さんも、こうしたコメントをいただけたことを喜んでいたようです。また新たな学びに向かう一つの契機ともなってくれたらとも思いました。まことにありがとうございました。


【来場者の皆さんに好きな文学作品を書いてもらいました】


【くずし字講座の様子】

【くずし字講座チラシ】
 

さて、3回目以降のくずし字講座は、中高生を主な対象として、大正大学の大学生や、保護者、学校の先生方なども含めまして、まだまだ受付中です。次回の3回目から8回目にかけては、大正大学日本文学科の教員が講師で、学生がアシスタントにまわる回となります。9・10回目は、再び学生講師の回の予定です。どの回からご参加いただいても、何回参加いただいても大丈夫ですので、ご参加お待ちしています。

中高生の参加者のうち、希望者には受講票を発行しますので、夏休みの課外活動としてもぜひどうぞ!

お申し込み・お問い合わせはチラシのQRコード、もしくは、https://forms.gle/8GahfAAjQgpAsVX87からお申し込みください(移動先はGoogleフォームで、どちらから移動してもかわりません)。

大正大学文学部日本文学科では、これからも様々なイベントや取り組みを行っていく予定です。日本文学科公式SNSアカウントにおいて、情報発信をしていますので、良かったらフォローや拡散のほど、よろしくお願いします。

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