学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
「ソーシャルワーカーデー 中央集会」が開催されました!
海の日! 「ソーシャルワーカーデー 中央集会」が開催されました。
7月18日の海の日に『ソーシャルワークの楽しさ・こわさ・醍醐味~人びとの尊厳と価値の促進~』と題して、「ソーシャルワーカーデー」が大正大学礼拝堂にて開催され、一般市民、ソーシャルワーカー、学生等 540名を超える参加がありました。
「ソーシャルワーカーデー」とは、社会福祉士や精神保健福祉士などのソーシャルワーカーの活動を推進・普及する取り組みです。この時期に全国各地で開催されています。
第1部の特別講演として田代まさしさんが「マーシーの薬物リハビリ~当事者が語る薬物依存からの脱出~」と題して、仲間の力によって生かされているという自身の体験をたいへんわかりやすく、かつ「当事者から学ぶ」というソーシャルワーカーへのメッセージをいただきました。
第2部のシンポジウムでは、現場のNPO法人や独立型社会福祉士事務所等、既存の枠にとらわれないソーシャルワーク実践をされている社会福祉士や精神保健福祉士等をシンポジストとして登壇、ソーシャルワーカーの「こわさ」もありつつも「醍醐味」のある実践を報告していただきました。
会場設営も含め社会福祉学科1年生から4年生まで多くの学生が参加いたしました。
1年生の感想を紹介しましょう。
「『依存症者のことは、依存者にしかわからない』という言葉が印象に残っている、しかし、立場が違うソーシャルワーカーだからできる支援があると思うので、依存症者がより早く回復できるような支援や環境づくりを、個人だけではなく、ダルクのような機関とつながって行うことが重要であると考えた。」
「現場のソーシャルワーカーの話を聞いて、プライドをもって、自分がこれからの社会福祉をつくるんだという熱意を強く感じた。」
(文責 坂本智代枝)