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社会福祉学科
社会福祉学科 坂本ゼミの学生が企画・運営 <自殺防止!東京キャンペーン「こころといのちの講演会」若者の自殺予防を考える> 9月13日に開催しました
人間学部 社会福祉学科 坂本ゼミの学生が企画・運営に携わり、東京都が主催及び豊島区が共催した講演会が東京都庁にて開催されました。
9月は東京都の自殺対策強化月間で、自殺者数は年々減りつつあるものの、30歳代以下の自殺者は全体の約3割を占め、全国と比較しても高い状況にあることもあり、たいへん関心が高く、163名の参加者がありました。
第1部は「生きづらさへの処方箋~若年層の自殺の実態と今、私たちにできること~」と題して、根岸親氏(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク副代表)に講演していただきました。
第2部は学生企画による「ワークショップ」で、大学生が周囲の人へのサポート方法と自殺予防のアイデアを考えました。
今回の講演会は6月より計8回にわたり、東京都の福祉保健局保健政策課の職員の方々と豊島区保健所の職員の方々と学生たちで、講演会のコンセプトやテーマ等の企画を話し合って準備してきました。
学生たちは、「若者の自殺予防プロジェクトチーム」の3・4年生のメンバーを中心に準備を進めて、当日は3・4年生のゼミ生24名総勢でワークショップの司会、書記等を担いました。日頃の大正大学社会福祉学科のグループワークを基本にした学習成果が発揮されていました。
豊島区を中心とした帝京平成大学、東洋大学、立正大学、明治大学等の学生とYouthLINKの学生の方々48名の参加がありました。学生同士の立場で、自殺予防をわが事として考える機会を持てたことは大きな収穫となりました。
(文責 坂本智代枝)