学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
オレンジリボン運動の実施
さる11月3日(土)、本学の大学祭(鴨台祭)において、私たち社会福祉学科の2年生はオレンジリボン運動を行いました。
ここで、今回の活動を実行した学生たちの感想を紹介します。 皆さんの感想と写真から今年の活動内容を紹介します。
・昨年度と違い、場所を5号館1階にあるESPACE KUUに変更した点、「顔はめ」や豊島区民社会福祉協議会から借りてきた「ふくじい」など、盛りだくさんだったところが良かったです。オレンジリボン運動を知らない来場者も多い印象を受けました。まずは児童虐待の現状やオレンジリボン運動を知ってもらえたことが第一歩だと思います。小学生の頃からオレンジリボンって何だろうと思っていた私が、今は広める立場にあることを嬉しく思います(Sさん)
・私たちのオリジナルTシャツを見て、話しかけてくれる学生がいました。また、さまざまな年代の方が会場に足を運んできてくれました。いろいろな世代の人に、運動を知ってもらえたことは、とても嬉しかったです(Aさん)
・学祭でのオレンジリボンの活動を通して、オレンジリボンを知らない様々な年代の声を聞くことができました。あるお母さんが、「何かあったら189ね」と子どもに何度も繰り返す様子を見て微笑ましく思いました。このオレンジリボン運動のことが母親から地域のママ友、子どもからクラスメイト、またその子どもが大きくなって親になった時自分の子どもに教えられる印象深い活動にしていけたら良いと思いました(Iさん)
・オレンジリボン運動の活動を行って、児童虐待の認識が全体的に低いということがわかりました。また、本当にあった事件を紹介することによって、児童虐待が身近にあると言うことを知ってもらえたのではないかと思いました。今回、学祭で様々な意見をいただき、反響もいただいたので、全国大会でしっかり伝えられたらと思います(Oさん)
・今回のオレンジリボン運動を通して、この運動についてまだまだ知らない人が沢山いることに気付きました。啓発活動のポスターや顔はめパネル、オレンジリボンの配布、オリジナルTシャツ作成など、私たちが今回作り上げた作品で1人でも多くの人に、この活動や児童虐待について、知ってもらうことができたら嬉しいです。そして、1人でも多くの命を救えるようにこの活動をもっと広めていくことが改めて大切だと感じました(Oさん)
・今回の鴨台祭でオレンジリボン運動を行わせて頂いて老若男女の方々に知ってもらい非常に嬉しく思います。オレンジリボン運動という運動が世間であまり知られていないことが分かりました。今回の活動を通して、児童虐待が残酷であり、子どもの未来の為に無くさなければならないことを伝えることができました。また、映画の放映やポスター展示、クイズ、オレンジリボン作成を通して児童虐待防止の啓発が大切であることを私たち自身も学ぶことが出来ました。今後は、社会福祉学科が行った活動の素晴らしさをオレンジリボン運動の全国大会をはじめ、さまざまな場所で伝えられていければ良いと思います(Kさん)
・作業をすることはとっても大変だったし、正直どのくらいの人が来るのか、想像つかなかったけど、多くの人に来てもらえて嬉しかったです(Tさん)
・オレンジリボン運動を通して、児童虐待に関してより知識が深まったと感じます。当日は多くの人に来場していただき、これをきっかけに児童虐待に興味や関心をもっていただけたら嬉しいと思います。しかし、これから親になる世代である学生の来場人数が少なかったことが反省点であると感じました。来年は、この反省点を活かし鴨台祭でのオレンジリボン運動を行うことができればいいと感じました(Yさん)
最後に、今年も豊島区子育て支援課や地域区民ひろば課と協働して取り組みました。10月16日には、豊島区更生保護女性会と民生・児童委員の方々が授業に参加し、学生たちにオレンジリボンの作成方法を丁寧に教えてくださいました。また、今回作成したポスターの一部は池袋保健所で掲示されています。そして、11月20日に開催された「養育家庭体験発表会」(としまセンタースクエア)でも掲示され、より多くの方々に児童虐待防止運動について知ってもらうことができました。11月6日からは、豊島区の各区民ひろば(池袋、千早、富士見台、南大塚、西巣鴨第一・二、清和第一・二、朝日、仰高、東部子ども家庭支援センター)で掲示しています。
(授業風景)
(池袋保健所)
(養育家庭体験発表会)
(文責:金潔&ソーシャルワーク演習Ⅲ受講生)