学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
国試受験生、「答練」をやり通しました!
社会福祉学科に開設されている社会福祉特講(通称「特講」)は、社会福祉学の基礎を科目横断的、包括的に学ぶ科目です。社会福祉士・精神保健福祉士を目指している学生にとっては、特講での学びが国家試験にも役に立ちますので、履修生は皆、国試合格を目指しています。
特講Ⅲの履修生(4年生)は、この夏、国試合格プログラム「答練」全4日間に参加しました。
「答練」では、社会福祉士国家試験の過去問を丁寧に学びました。
学生は自分で過去問を教員に指定された方法で予習してから「答練」のオンライン・グループワークに参加しました。基本的に、9時から4コマ、まるで合宿みたいに朝から夕方までずっと学習しました。
就活や実習などで参加できないこともありましたが、ほとんどの学生が「答練」に全コマ参加し、欠席したコマについては、Microsoft TeamsにUPされた資料で各自補いました。
こんなハードな学習を履修生は意外と楽しんだようでした。
毎日、学生が授業の最後に書いていた振り返りから少し引用してみます。
「今回のグループワークでは、それぞれの解答の訂正などの着目点の違いなどもあり、話し合いから様々な学びを得ることができたかなと思いました。全体を通して一人で解いた時よりも理解を深めることができたように思います。同じメンバーで最初から最後までグループワークを行ったので徐々に意見が言いやすくなりやりやすかったです。」
「グループで解くことで、これまでは受け身で受けていることが多かったが積極的に参加することができた。また、自分の直し方とは違う直し方をしている人がいて勉強になった。一緒に解いていく中ですごく勉強していることがよく伝わってきて刺激になった。」
「今日はテストがあるということで少し身構えてグループワークをしていました。テストでは、今日やった問題は覚えていたのでスラスラ解けました。特に、友人から教わったことは不思議なくらい問題を見ると思い出すことができました。先生から教わったことを友人同士で教え合うことの大切さを改めて学びました。」
「本日はありがとうございました。
正直、最初は昨日と今日でハイペースで進んでちゃんとついていけるか不安でしたが、グループワーク内での会話や自分の考えた解答が思っていたよりもしっかり、ちゃんと知識として定着していることを実感しました。
今はついていけるか、という不安よりも、みんなで勉強する楽しさが大きいです!
明日の専門科目も頑張ります☺️」
「4日間を通して国試の問題をグループで丁寧に解くことでとても深い学びになりました。直し方も人によって違うので、そこで違う知識も得ることができたし、1人よりも複数人で取り組むことで最後までしっかりやり遂げられたのかなと思いました。4日間ありがとうございました。」
こちらこそ、4日間ありがとうございました。
皆さんが、友達と一生懸命に学んで、たくさん質問して学びを深めてくださったこと、長時間の授業でも前向きに頑張り通したこと、すごいな!と思います。手前味噌かもしれませんが、ウチの学生は本当によく頑張ります。そして、友達の力は偉大です!教員が教えてもどこかに消えてしまう(?)知識が、友達同士で学び合うとちゃんと定着するようです。
秋学期も、グループワークを使って、たくさん学んでいきましょう!
そしてきっときっと、全員で国家試験に合格しましょうね!!
(文責:田幡恵子)