学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
社会福祉士・精神保健福祉士国家試験合格へ クオリフィケーション・プログラム」開始!
社会福祉学科に入学する学生は、在学時に受験資格を得て、卒業時に社会福祉士や精神保健福祉士の資格を得ることを目標にしている多くの学生がいます。しかしながら、社会福祉士の国家試験合格率は、全国平均で3割程度、現役学生平均で5割程度なので、合格には受験対策が必要です。
そこで社会福祉学科では、本年度より国家試験への希望者全員合格を目指す特別プログラムをはじめました。このプログラムは、合格への強い願いをもつ学生は、全員受講することができ、以下の3点の柱により構成されています。
1点目は、1年次から4年次まで、正課科目としての「社会福祉特講」より、段階的に基礎力を積み上げます。同時にこの科目は、分野別社会福祉の専門科目を統合し、ソーシャルワーカーとしての価値観や専門知識を磨きます。
2点目は、1年次の夏期特別講座から4年次の冬期直前講座まで、長期休暇中に合格講座を実施します。これは、長期休暇中に得点力アップを狙う演習講座で、仲間同志で励ましあい、教えあい、時には慰めあいながら、楽しく学ぶプログラムです。
3点目は、eラーニングや学修アプリを活用した自主学習教材を提供し、学生一人一人の個別学修計画より、ゼミ教員と特講教員が伴走型支援をします。
この「クオリフィケーション(Qualification)プログラム」は、社会福祉学科の専門分野の履修科目である講義、演習とも結びついています。さらに、1年次の体験学習から3-4年次の専門分野の実習まで、大正大学社会福祉教育100年の蓄積による実習教育とも結びつけるので、学生は頭も心も体もフル稼働し鍛えられます。
ソーシャルワーカーは、コロナ禍でもエッセンシャルワーカーとして、児童から高齢・障害分野で、行政や地域や病院等、全国各地で活躍しています。あなたもSDGsの諸課題解決のために、ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)として取り組んでみませんか?
(文責:神山)