学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
全国児童養護施設協議会・副会長 大場先生の講義を受けて
6月16日(木)のプロジェクト研究の授業では、全国児童養護施設協議会副会長大場信一先生にお越しいただき、「虐待について考えてみるとー日常生活のかかわりの中でー」というタイトルで、講義をしてくださいました。
以下、3年生と4年生の感想を紹介します。
3年生:「虐待の発見は見ているだけでは、見つけることができない」という言葉が特に印象に残っております。虐待は家庭や施設など様々なところで起こっています。今回のお話で私たちは児童虐待をなくしていくうえで「気付き」が大切だと学びました。私たちは「気付き」を大切に子どもたちの安心、安全を守っていきたいです。
4年生:今回の大場先生のお話を聴き、虐待はどこでも起きること、近い存在ほど虐待者になりやすいということから、日常生活での些細な変化に気づくことが大切だと思いました。また、改めて児童虐待と躾の線引きの難しさを知ることができました。
大場先生の対人援助の熱い気持ちがお話のなかで感じることができました。今後、私たちは支援者として虐待を未然に防ぐためにも、専門職の連携や職員同士の情報共有を意識的に行っていきたいと思いました。
大場先生のお話を受けて、学生たちは日常の支援、専門職として何が大切なのかについて深く考え、自分自身のことを振り返っていました。また、学生たちは大場先生からいただいたアドバイスを参考にしながら、今後の学びや実践に活かしていきたいと抱負を語ってくれました。
最後になりますが、3年生たちはオレンジリボン運動推進隊として、いまもTwitterとInstagramを使った啓発活動を継続的に実施しています。フォローのほうをよろしくお願いいたします。
https://twitter.com/Orange_Taisho
https://www.instagram.com/Orange_Taisho/
(文責:金潔)