学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
内山貴之さんからお話を聞く
6月28日(火)2時限目、インターンシップⅠ・Ⅱ合同授業において、ソニーマーケティング株式会社・内山貴之さんをお招きし、「踏み出す事で見える、新しい世界」と題したお話をしていただきました。
授業では、①今の社会が求める学生はどんな人物か ②私がチャレンジしてどんな変化があったか ③では自分たちが今日から何が出来るか の3部構成で「今日、知り・考えてもらいたい事」について話された。グループ対抗のゲームなども交えながら、内山さんと受講生のやり取りが活発に行われました。
以下、学生のコメントを紹介します。
内山先生の授業スタート。最初は、双方とも緊張
〇2年生
・今回、内山さんの話を聞いて友達・仲間を大事にすること、何かに挑戦することが今後の人生の糧になるんだと考えさせられた。今ある時間をどのように活用し、何を考え、思い至ったことをどのように実践していくか、またそこからどういったことを学び、それをどうしていくかが大切なんだと思った。チャレンジしていくことで新たな価値観やつながりが生まれる。一人でやるには難しいことでも仲間がいれば実現できる。そんなときにそのつながりを、協力してくれるような存在まで昇華していくことができるか、そういったことも大事だと思った。 (A.Y.さん)
・私は内山さんのお話を聞いて、感銘を受けた。今まで新しいことにチャレンジする機会が多かったが、「自分には無理、目標まで嫌なことが沢山あるしたどり着くはずがない」と思って諦めてしまうことが多かったが、「成功の反対は先の伸ばし」という言葉が自分に響いたので、やれるだけ行動しようと思えた。仲間を大切にするという点においては、私も常々感じていることで共感する部分であった。沢山学ぶものがあったが、これからどのように自分を組み立てていくか考えた時に、「人と同じことをすること・被ることが好きではない」私にとっては、これが強みとなって、他者と差別化を図れる源になることを確認出来て、自分の成長させるために自分を改めるきっかけとなった。 (Y.R.さん)
学生が活発に発言
〇3年生
・まず、はじめに考えるべきことは自分の人生における主体性の持つ意味です。内山さんの講義を聞いてハッとしたことはその行動力です。自分の人生をどこか他人事のようにしてしまう人は、現代において少なくはないと思います。私は、こと就職や社会のことになるとまだその域にいるように思います。やろうと思えば何でもできる、とは違いますがそのくらいの意気込みや向上心を持てば、自分が知らずに消している選択肢や体験を見つけることができると思いました。人生における主体性というのは、そこにあると思います。自分の人生は自分の人生であると、至極当然のことを私たちは意識しながらこの時間を生きることができているでしょうか。私はそこに疑問を持つと同時に常々忘れずに生きていたいと感じます。
自分の人生を自分が支配するというようなことが自由な時間を過ごす私たちにとって重要であるという前提をもとに、社会に出るに向けて私たちはどうすればいいのでしょうか。内山さんはコミュニケーション能力や交流の重要性についての深い理解が強みにありました。自分はどのようなストーリーをもっていて、これから紡いでいく必要があるのか、自分に対する深い理解が必要です。そしてそれらは外の世界と交流することで発見することができると講義を聞いたら分かりました。どんなことでもやってみる、挑戦してみる。社会がどのような人材を求めているのかアンテナを張りつつ、限られた時間を有効に使いたいと思います。 (H.S.さん)
・今回のまとめとしてよく使われていた言葉である「仲間と友人を大切にしよう」について、考えたことをまとめていく。私は、この考え方に共感した。なぜなら、人は一人では決して何かをすることが出来ないからである。具体的に人は、そもそも群れで暮らす動物であり、一人で生活が出来るようになったのは戦後まもなくからであろう。家事は便利が補うことが出来るようになったが、アイデアを一人で完成させることは不可能だ。なぜなら、先程の役割の話しに精通することで、いろいろな役割があってこそ仕事は成立する。一人でできるならそれこそ企業で、一人で生きていけばいいだろう。しかし大半の人は自分で人を雇い、仕事を運営させていく。一人で出来ることは小さく、範囲が狭い。だからこそおごらず人を大切にすることこそ仕事で成功させる秘訣だと思う。そのため、仲間や友人を大切にしようは、私なりに共感出来る意見である。 (K.H.さん)
発言する受講生
3年生は、あらためて就職活動をするにあたり、自分自身を振り返る機会となったようでした。また、2年生は、大学生である間の時間は貴重であり、大切に有意義なものにしていきたいといった気持ちがもてたようでした。
授業終了後、記念撮影
(文責:宮崎牧子)